医院について

おおいえ歯科クリニックの理念

科学的根拠に基づいた治療

臨床医は、日々更新される情報の中から、医学的に正しいことを整理し、学び、臨床に生かす責務があると思います。医学として正しいことを知ること…科学的データを知ること…そのためには、グローバルな論文データを学ぶ必要があります。


◆ Journal of Periodontology
 (アメリカ歯周病学会監修の論文)

◆ Journal of Clinical Periodontology
 (ヨーロッパ歯周病学会監修の論文)

◆ Periodontology 2000
 (歯周病学を中心とした論文のレビュー集)

◆ International Journal of Periodontics and Restorative Dentistry
 (歯周病学・補綴学・インプラントなど症例報告を中心とした論文)

◆ International Journal of Oral & Maxillofacial Implants
 (インプラントの国際的論文:アメリカ発)

◆ Clinical Oral Implant Research
 (インプラントの国際的論文:ヨーロッパ発)

地道な作業ではありますが、医学を知らずして正しい医療は行えないと思うのです。
しかしながら、データのみに依存する医療はともすると冷たいものになりがちです。医学的に正しいことが医療として正しいということにはなりません。患者さまのご希望・背景・訴えなどにより柔軟に対応することこそが医療だと思います。診査・診断を正確に行い、十分に治療計画を説明・相談し、患者さまと協力し合える治療を心がけております。

診査・診断・治療計画の重要性

歯周病治療において

歯周炎をコントロールするためには、歯周炎以外にも多くのことに配慮しなくてはなりません。被せ物が不適合だと、その部分にプラーク(細菌の塊:歯周炎の原因)が蓄積しやすくなります。プラークが蓄積するとあっという間に歯肉に炎症が起こります。また、重度な歯周炎に罹患すると、歯周組織が破壊され、通常の咬み合わせの力にすら、歯周組織が耐えられなくなります。そして、咬んだ時の痛み・歯の病的移動などが起こり、咬み合わせが崩れます。このような咬合性外傷もコントロールしなくてはなりません。

 

歯周病治療は、トータルな治療計画のもと行われるべきなのです。  
そのため、診査・診断・治療計画がとても大事です。  
専門的な歯周病治療を希望される患者様は、是非お気楽にご連絡下さい。

その他の治療において

すべての治療の目的は、患者様の人生をより豊かなものにすることです。そのためには、治療計画がとても大切です。当然のことながら、私達は患者様のために一生懸命診療を行います。しかし、その方針が患者様の望まないことであれば、残念ながらその治療は患者様のためにはなりません。

 

当院では、充分な診査・診断を行った後に、患者様一人ひとりに合った治療計画を立案いたします。

治療までの流れ

設備紹介

医院風景

※画像をクリックすると詳細がご覧頂けます。

治療設備

※画像をクリックすると詳細がご覧頂けます。

バリアフリー

医院入り口スロープ

高低差僅か25cm。緩やかなスロープを設置しております。車いすの方もお気軽にお越しください。

風除室

土足のまま院内にお入り頂けます。この部分に段差が無いため、車いす・ベビーカーも自由にお入り頂くことができます。

院内

院内に段差はなく、車いすが自由に行き来することができます。

開放的でくつろぐことができる待合室

吹き抜け

少しでもくつろいでお待ち頂けるように、開放的な待合室と致しました。歯科治療は、患者様にとってストレスになりがちです。できるだけ、そのストレスを軽減できるよう努めております。

車いす・ベビーカーをおける空きスペース

車いすやベビーカーをお持ちの方が、居場所がなく困られていらっしゃるところを目にしたことがあります。全ての方が、できるだけストレスなくお待ち頂けるように、車いす・ベビーカー専用のスペースをご用意しております。車いす・ベビーカーはこちらにて安心してお待ちください。

明るい受付

明るい受付

常に患者様目線をモットーに。笑顔で患者様をお迎えいたします。風除室を抜けると右手前方に見えます。

患者様のプライベート空間

パウダールーム

歯磨き・手洗いなど、ご自由にお使い下さい。できるだけ清潔に保てるように努力しております。

パウダールーム

女性の患者様は診療前に口紅を落とされたり、気を使ってくださる方が多くいらっしゃることと思います。診療後にすぐにお出かけになられる場合など、身だしなみを整えやすいように、もう一つパウダールームを設置いたしました。プライベートな空間ですので、必要があれば鍵をかけることができますので、どうぞお気軽にご利用下さい。

患者様のプライベート空間

パウダールーム

歯磨き・手洗いなど、ご自由にお使い下さい。できるだけ清潔に保てるように努力しております。

パウダールーム

女性の患者様は診療前に口紅を落とされたり、気を使ってくださる方が多くいらっしゃることと思います。診療後にすぐにお出かけになられる場合など、身だしなみを整えやすいように、もう一つパウダールームを設置いたしました。プライベートな空間ですので、必要があれば鍵をかけることができますので、どうぞお気軽にご利用下さい。

患者様のプライベート空間

カウンセリングルーム

完全個室のカウンセリングルームです。初めてお見えになられた際など、患者様のご要望・お悩みをこちらでスタッフがお伺い致します。歯科医師もできるだけ患者様がお話をしやすいよう心がけておりますが、どうしても担当医には話しにくいこともあるかと思います。担当医はもちろん、スタッフも協力して患者様のお悩みに耳を傾けることによって、よりご満足頂ける診療を行うことができると考えております。 また、各種お手続きなど、プライベートに配慮するべき事柄をこちらでご対応させて頂くこともございます。

診療室

半個室

正面には透明なガラス越しに開放感のある箱庭が見えます。適度に開放的であり、適度にプライベートをお守りできる診療室となっております。

完全個室

完全個室で、患者様のプライバシーを配慮した構造になっております。完全個室は、プライバシーが守られて良いのですが、逆に閉塞感が好きではないというご意見の方もいらっしゃいます。正面には箱庭がみえる開放的な個室になっております。

歯科用CTを導入し、デジタル化されたレントゲン室

鮮明なレントゲン写真を小さい範囲で撮影することができます。デジタル化されたレントゲンシステムを採用しており、被ばく線量は従来のフイルムレントゲン写真の僅か1/10程度です。照射する線量をなるべく抑える事ができ、デジタル化されているためフイルムの劣化も起こらず、患者様の大事な資料を末永く保存することが可能です。

また、IP(イメージングプレート)と言われる柔らかく小さなプレートをお口の中に入れて撮影します。同じデジタルレントゲン写真でも、硬いCCDセンサーをお口の中に入れる撮影方法よりも患者様の不快症状が少なくて済む装置です。

パノラマレントゲンはフイルムをお口の中に入れて撮影するレントゲン写真ほど鮮明ではないものの、撮影範囲が広いという利点が有ります。フイルムが入らない部分も撮影できます。また、お口の中にフイルムを入れる必要性が無いため、患者様の不快症状がほとんどない撮影方法です。また、こちらもデジタル化されており、従来のパノラマレントゲン写真に比べて、被ばく線量は1/10程度です。  

今までのレントゲン写真は、3次元(立体的)な患者様のお身体を、2次元のフイルムに置き換えるため、いわゆる影絵のような状態で、奥行きがわからないという欠点があります。CTでは、お身体の状態を断層で診ることができるので、情報量が格段に多くなります。

歯科で採用されているレントゲンの中では、X線の照射線量が多いことが欠点に挙げられますが、一般的な医科用CTと比較して照射線量が少なく断層の幅が小さいため、細かい構造物を認識することができます。

全ての患者様の治療に必要なわけでは有りませんが、インプラント治療を行う際には、必ずCT撮影により3次元的に治療部位を診査しております。

歯周炎の診査では通常のレントゲン写真では骨の欠損の形態を3次元的に把握できることで、歯周組織再生療法や歯周病が進行している奥歯の分岐部病変についての診断を正確に行えるようになります。

根管治療の際には、通常ではなかなか見つからない歯の中の神経の管(根管)を見つけられることことが有り、治療の精度向上に役立ちます。下顎の智歯(親知らず)が歯茎の中に埋もれている場合には、智歯の根の先と下顎骨の中にある下歯槽神経の距離が近いことが有り、事前に危険度をより正確に把握することができます。

正確な診査がより良い治療結果をもたらしますので、いざという時に精査することができる環境を整えております。

CT撮影について

※歯科用CT撮影は、必要だと判断する場合にのみ行いますので、全ての患者様に用いるわけでは有りません。
※撮影の際には必要性についての説明と同意の確認、保険適応の有無についてご説明いたしますのでご安心下さい。


歯科用CTの被ばく線量について

歯科用CTの被ばく線量は約0.1mSvです。これは、東京—ニューヨークの往復飛行の約半分、胃のX線検査の1/6程度です。また、日本での1年間の自然放射線量(通常の生活をしているだけで年間に浴びる放射線量)は一人当たり平均約1.5mSvで、歯科用CT撮影時のおよそ15倍の放射線を自然に生活しているだけで浴びていることになります。  

放射線を不要に浴びることはさけるべきですが、CTを撮影することにより正確な診断につながることが沢山あります。歯科用CTを撮影する際には、必要性を充分に吟味してご案内いたしますのでどうぞご安心下さい。


治療器具

LEDライト付きのインプランター

インプラントを埋入する際に使用する器械です。器械の先からは明るいLEDのライトで術野を照らしますので、術中に視野の確保がしやすく、インプラント治療をより正確に行うことができます。

治療器具

麻酔の痛みを減らす電動麻酔器

麻酔をするときの痛みは2つに大別されます。1.麻酔の針を刺すときの痛み 2.麻酔薬を注入するときの痛みです。電動麻酔器を使用すると、麻酔薬を注入するときの圧力をコンピューターがコントロールし、痛みの少ない麻酔を行うことができます。患者様が少しでも楽に治療を受けることができるようにこころがけております。

清潔な器具の管理

超音波洗浄器

器具に付着した血液や汚れを、消毒液にひたし、超音波の細かい振動で汚れを浮かして取ります。主に、器具の消毒・付着物を物理的に除去するための器械です。器具を清潔に保つためには欠かせません。

オートクレーブ滅菌器

当院では、2種類の滅菌器が活躍しております。こちらの滅菌器は中が大きく、ほとんどの器材はこちらで滅菌しております。滅菌とは、全てのウィルス・芽胞・細菌を死滅させることです。院内感染を未然に防ぐための装置を取り揃えて、安心・安全の診療環境を整えております。

自動ハンドピース洗浄機

歯科診療所内での消毒と滅菌について、新聞などメディアで取り沙汰されました。当院では、ハンドピースとよばれるお口の中に入れるドリルを、こちらの器械で自動洗浄・オイル注入を行なっており、その後に専用の高速滅菌器にて滅菌処理をしております。

高速滅菌器

当院には、滅菌器を2つ用意しております。その理由は、ハンドピース(お口の中に入れるドリル)と通常の器具は滅菌の仕方が異なるためです。こちらの滅菌器は主にハンドピースなど乾燥工程を行わない滅菌のために使用しているものです。ご満足頂ける医療は、「安全」という土台の上に成り立つと考えております。

小さな虫歯に、「白くて」「早くて」「正確な」治療を実現するLED光照射器

LED光照射器

小さい虫歯は、歯と同じような色のコンポジットレジンと言われる合成樹脂(プラスチック)によって、1回で、しかも保険の効く治療を行えます。コンポジットレジンは非常によい材料ですが、欠点もあります。それは、固まるときにわずかに収縮してしまうことです。その収縮によって歯と詰め物の間にできる小さな隙間(コントラクションギャップ)を防ぐために、コンポジットレジンを硬化させるときの光照射を自動的にゆるやかに強くしていくことができる光照射器です。少しでも、長持ちできる治療を心がけております。

駐輪場

自転車置場にスタンドを設置致しました。
当院の正面入口付近に3台分設置しておりますので、どうぞご気軽にご利用下さい。